看護師・キャリアの悩み解決コラム15 子育ての問題において、看護師ができること

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子育ての問題において、看護師ができること

看護師が子ども・子育ての問題に気づいたら

子どもが保育園の入園審査に落ち、「仕事ができなくなった。本当に一億総活躍社会なのか」などと、国への怒りを訴えたブログが話題です。

保育園に入園できないのは大きな問題ですが、それ以外にも、妊娠期から子育て期まで、対応しなければならない課題は、山積しているようです。



■子育てでも「包括支援センター」

国は「子育て世代包括支援センター」を2015年度中に150カ所
整備し、5年後までに全国展開を目指します。これは、子育て版の
「地域包括ケア」といえます。

子育て世代包括支援センターの役割として、

(1)専門的な知見と当事者の目線で情報共有し、切れ目なく支援する
(2)相談窓口で個別ニーズを把握し、サービスを円滑に利用できるようにする
(3)地域とのネットワークを構築し、社会資源の開発などを行う

-ことが挙げられます。

センターには恐らく、「お金がなくて子どもを受診させられない」
「子どもをたたいてしまう」といった相談も寄せられるでしょう。

このような場合、児童相談所のソーシャルワーカーや保健師など
の役割が大きいかもしれません。ただ、医療機関を受診した際に、
子どもや家庭の問題が明らかになることも多いのです。

診察した医師、そして看護師が「何かおかしい」と気づくことが
問題の発見や支援の提供につながります。

■「この子の命を心配しています」と伝える

川崎市内にある病院では、職員が虐待が疑われる事案を発見した
場合、院内の虐待防止委員会に報告させます。

その際、重要なのは職員に責任を負わせるのではなく、病院と
して対応することのようです。

虐待が疑わしいと児童相談所に通告することで、患者・家族との
関係が崩れる可能性が高いため、病院としての対応が欠かせません。

虐待防止委員会の委員長を務める医師は、直接診療をする医師
の代わりに、患者・家族に対応するそうです。その際「私が
虐待してるとでも思うのか」などと怒りをぶつけられるそうです。

しかし家族からどんなに言われても、その医師は「お怒りかも
しれないが、私たちはこの子の命を心配しています」としっかり
伝え、そこは一歩も引かないようにしているといいます。

その医師は、虐待事実の早期発見が重要と言い、虐待を疑っ
たら立ち止まり、深刻化を防ぐために躊躇しないようにするほか、
病院で対処すべきと強調します。

外来には、つらい目にあっている子どもがいるかもしれません。
看護師の皆さんも問題を発見することがあるかもしれません。
その場合一人で抱え込まず、上長などに相談し、病院としての対応
を求めましょう。



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