看護師の職場環境の悩み解決7 過去の制度はもう古い?進化するプリセプター制度

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過去の制度はもう古い?進化するプリセプター制度

新人看護師をチームで育てるという選択

今回は、新人看護師の教育体制についてお話しします。みなさんの病院では、どのような教育体制を取っていますか?卒後3年目前後の若手ナースが新人をマンツーマンで指導する「プリセプター制度」のところが多いのではないでしょうか?

年齢が近い先輩ナースが新人ナースを指導することで、新人のリアリティーショックがやわらぎ、早く職場になじめる。そんなふうに言われていますよね。

もちろん、実際にそうしたメリットもありますが、無視できないデメリットも指摘されています。よく言われるのが、二人の相性が悪い場合の弊害。どちらかが辞めてしまう事態にもなりかねず、悩ましい問題です。

そこで「チームで育てる」という方法を取る病院もでてきました。

「それって本当に機能するの?」「責任の所在があいまいになり、新人が放置されるんじゃない?」、そんな声もありそうですが、いろんな工夫をすることで成功している病院もあるようです。



■成長のスピードが速くなった!

埼玉県のある病院は、配属が決まるまでの3か月間、全病棟・部署
を回るローテーション研修を実施。一定の経験と技術を備えた
実習指導者を中心に、全員で新人指導に当たっているそうです。

その方法の一番のメリットは、固定観念がないうちにいろんな先輩
ナースの技術や知識に触れることができるので、成長のスピードが
格段に速くなるところなんだとか。

というのも、まだ経験の浅い卒後3年目のナースが教える場合には、
その範囲でしか指導ができません。でも、チームで育てると、
さまざまな場面で幅広いケアを教えることが可能になります。

とは言っても、やはり、誰も指導せず、放置されてしまうことも
あるようです。そのリスクに対しては、かなりユニークな対策が
講じられています。

その病院では、ローテーション研修の後、新人自らが所属を決める
完全希望制を採用。つまり、手抜き指導をしていると配属希望者が
なく、新しい戦力の獲得ができない事態になるわけです。
そのため、より良い指導で、自分の病棟や部署に来てもらおうと、
新人ナース争奪戦が繰り広げられているそうです。

■教える負担をみんなで分け合う

一方、京都のある病院では、「みんなで」と言うとやはり責任が
あいまいになり、機能しなくなると考え、オーガナイザーとなる
「教育係」を設置。実際の指導はみんなで実施しているそうです。

教育係には、卒後4、5年目のナースが当たり、新人指導の企画から
運営までを担当。教育係がメンバー全員に教育方針を伝え、
指揮を執り、その都度、軌道修正もしていきます。

ちなみに教育係は副看護師長が、副看護師長は教育担当の看護師長
がサポートをする仕組みで、特定の誰かに負担が集中しない工夫が
なされています。

こうした体制を取ることで、新人ナースは、疑問に感じたことを、
いつでも、誰にでも聞くことができるため、
その場で解決することができ、指示待ちにならず、
積極性を養うことにつながっているといいます。



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