中央社会保険医療協議会(中医協、会長=土田武史・早稲田大商学部教授)は1月23日、総会を開き、「頸動脈狭窄(きょうさく)に対する血管拡張・ステント留置術」などの新規技術について、保険適用に向けて優先的に検討することを決めた。また、再評価の優先度の高い既存技術に位置付けられた69件については、点数の増減や廃止、要件の見直しなどを検討する。
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保険適用する方向で優先的に検討するのは、「頸動脈狭窄に対する血管拡張・ステント留置術」や「ベッセルシーリングシステム」など42件の新規技術。
現時点で保険適用されていないこれらの技術については、医療機関が費用を負担して実施せざるをえないケースもあるといい、今後注目を集めそうだ。
厚労省は昨年3月、保険適用されていない医療技術の新規収載と、収載済みの技術の再評価を提案するよう関係学会に呼び掛けた。これを受けて、同年6月下旬までに681件(重複分なし)の提案があり、中医協の分科会はこれらのうち233件を保険導入に向けて「引き続き検討が必要な技術」に位置付けた(1次評価)。
その後の2次評価では、233件を「保険適用する優先度が高い新規技術」(42件)、「その他の新規技術」(69件)、「再評価する優先度が高い既存技術」(62件)、その他の既存技術(55件)――などに分類していた。
厚労省は、優先順位の高い技術に位置付けられた42件について、新しく保険適用する方向で調整する。また、再評価の優先度の高い既存技術に位置付けられた62件については、点数の増減や廃止、要件の見直しなどを検討する。
ただ、今回候補に挙がった42件のすべてを保険適用するかは、診療報酬全体の点数配分や、既存技術の再評価などの動向を見極めた上で最終的に判断する。そのため、財政的に余裕がなければ適用を見送るものが出てくる可能性もある。逆に、財政面にゆとりが生まれれば「その他の新規技術」の69件の中から保険適用されるものが出てくることもありえる。
新規保険適用を検討する「頸動脈狭窄に対する血管拡張・ステント留置術」では、大腿動脈からカテーテルを挿入。頸動脈の狭窄部分をバルーンで拡張した上で、ステントを留置する。治療後、数時間で食事や歩行が可能になるという。
■「生体部分肺移植術」など保険適用へ
中医協はこの日の総会で、現在、先進医療に位置付けられている医療技術98件のうち「生体部分肺移植術」や「自動吻合器を用いた内痔核手術」(PPH)など24件を新たに保険適用する方向で検討することも決めた。
先進技術は現在、一定の要件を満たす医療機関に実施を認めており、保険適用後もこれらの要件は存続する見通し。
更新:2008/01/23 17:43 キャリアブレイン
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08/01/25配信
高次脳機能障害に向き合う 医師・ノンフィクションライター山田規畝子
医師の山田規畝子さんは、脳卒中に伴う高次脳機能障害により外科医としての道を絶たれました。しかし医師として[自分にしかできない仕事]も見えてきたようです。