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看護師の離職率、大都市圏で高く

 病院に勤務する常勤看護職員の離職率は、大阪府や東京都などの大都市圏で高い傾向にあることが、日本看護協会(久常節子会長)が2月28日にまとめた調査から分かった。また、離職率を下げるための取り組みでは、パートタイマー制など多様な勤務形態の導入に「効果があった」と感じている病院が多かった。日看協は「子育て期間中だけでも短時間で働ければ勤務は続けられる」と話している。

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 調査は昨年10月、全国の9,059病院を対象に実施し、2,815病院が回答した(回収率31.1%)。
 結果によると、常勤看護職員の離職率の全国平均は12.4%。都道府県別では、大阪府(16.8%)、東京都・奈良県(16.0%)、神奈川県(15.4%)などで高く、逆に石川県(7.0%)、秋田県(6.4%)、山形県(5.6%)などでは低かった。

 最高の大阪府と最低の山形県の間には3.0倍の格差があり、大都市圏での離職率の高さが際立っている。

 また、現場が取り組んでいる離職防止策は「医療安全対策の充実」(95.5%)、「病院・看護部門の理念や方針の周知」(94.2%)、「教育研修体制の充実」(93.3%)など。

 これらの対策で実際に効果を感じている病院が最も多かったのは、夜勤専従やパートタイマー、短時間労働の導入など「多様な勤務形態」の導入だった(取り組み病院の69.7%)。「子育て支援の充実」(同61.5%)や「教育研修体制の充実」(同61.1%)を挙げる病院も多かった。

■新卒看護職員の離職率は看護配置手厚いほど低く
 調査からはこのほか、病院で働き始めてから1年以内の新卒看護職員の離職率が、看護配置の手厚い病院ほど低くなる傾向にあることも分かった。

 7人の患者に看護職員1人(7対1)を配置する病院の新卒看護職員の離職率が8.5%だったのに対し、患者15人に看護職員1人(15対1)を配置している病院では14.6%。看護配置が15対1に満たない場合の離職率は20.0%に跳ね上がった。


更新:2008/02/29 13:15   キャリアブレイン


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