手足口病に冷静な対応を
手足口病の重症例が中国南部で相次ぐ中、日本国内での流行が例年本格化する夏を前に、国立感染症研究所感染症情報センターが冷静な対応を取るよう呼び掛けている。
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手足口病は、コクサッキーウイルスA16(CA16)やエンテロウイルス71型(EV71)によって引き起こされる感染症で、患者の大半が5歳以下の乳幼児で占められる。
手のひらや足の裏、口腔内の発疹や発熱などの症状があり、EV71が原因の場合には、髄膜炎や脳炎、心筋炎などの合併症を起こして重症化する割合が高い。中国南部の安徽(あんき)省などで現在、EV71の集団感染が広がり、死亡例も報告されている。
日本では例年、6月下旬−7月上旬ごろに手足口病の流行のピークを迎えるが、高熱が長く続くことは通常はなく、基本的に数日間で治癒するという。
このため、同センターでは「決して軽視はできないが、大部分は軽症疾患。ぐったりしたり、吐いたり、様子がおかしいときにはすぐに医療機関を受診するなど、冷静に対応してほしい」と呼び掛けている。
EV71の感染は、日本国内ではほぼ3年周期で流行する。前回の流行は2006年で、今年第17週(4月21−27日)までに検出されたウイルスの大半がCA16だという。
更新:2008/05/13 12:34 キャリアブレイン
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